拍子木
2013/9/5
皆様、こんにちは。早いもので今年ももう9月に入り、風が少しずつではありますが、涼しく感じられるようになってきました。 さて、今日のタイトルの拍子木ですが、これは拍子を取る為の木の音具で、日本では昔から色々な用途に用いられています。 手に持ち、打ち合わせる事で、チョンチョンと高く澄んだ音がでます。一番なじみがあるもので言えば、相撲の呼び出しや、冬に「火の用心」の声とともに聞こえてくる音が一般的ですが、実はお寺さんでも使われているのです。 呼び方も宗派で違い、真宗大谷派では音木、本願寺派では節拆(せったく)、真宗以外では戒尺(かいしゃく)、と呼ばれています。素材も色々なものがあり、紫檀・黒檀・花梨などがあり、それぞれで音が異なります。 一般家庭ではなかなか使うことはありませんが、澄んだ音色が、秋を感じさせてくれそうです。 これから、一雨ごとにだんだんと秋が深まっていきますが、残暑もまだまだ続きそうです。皆様には体調を崩されませんように…。 今日の担当は、田縁でした。 |
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