
「白骨の章」
2013/10/6
本願寺第八世法主、蓮如様がご門徒に書き与えられたお手紙を、本願寺派では、御文章、大谷派では、御文といいます。 その中で、私が好きな章は、「白骨の章」です。今回は、白骨の章について書かせていただきます。 出だしは、現代語訳で、「さて人間という浮き草のような寄る辺のない有り様をとくと観察してみますと、およそ儚いものはこの世に生まれ死ぬまでの夢まぼろしのような一生です。…中略…最後に儚い人生ですから早く浄土往生の一大事に心を掛け阿弥陀仏を深く信じ念仏を申すべきです…。」と、死を通し、世の無常を知り、(すべてのものは、変化していく)念仏の信仰の大切さに導いてくださいます。 「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。」この言葉も、白骨の章の中の蓮如様のお言葉です。人の命は、本当に儚いと私も思います。 白骨の章を通して、与えられた命を悔いのない様に、燃やし尽くす事の大切さを教えていただきました。 本日の更新担当は、中村でした。 |
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