前世の記憶
2017/9/21
こんにちは。工房の渡邊です。 世の中には、意味もなく惹かれてしまうものがありませんか?私はあります。小さい頃からなぜか月を見ると見入っていました。 しかし、月といっても全ての月が好きな訳ではありません。満月でも半月でも三日月でもない、新月の翌日の月。空に薄く半円状に切れ目を入れたような月。見るたびに私の口からは「この世で一番キレイだ。」とこぼれてしまいます。 その月が厚くなってしまうと不思議と興味がなくなり、また新月を待ち望むのです。 なぜ鳥肌が立つほどその月が好きなのか、説明できません。でも好きなのは間違いないんです。きっと私の前世が、あの月を見上げていた蛙かなにかだったんでしょうね。 |
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