報恩感謝
2018/1/30
11月から1月にかけて「報恩講」が全国の真宗の寺院でお勤めになられます。「報恩講」とは、親鸞聖人様のご遺徳を偲び、ご恩に感謝して、ご法要をご縁にお念仏の道を歩ませていただく門徒様にとって最も大切なご法要です。報恩講を勤める際に本堂の余間に掛ける掛軸がありますがご存知でしょうか、それは「親鸞聖人御絵伝」です。近づいて細部まで鑑賞する機会は、なかなかないと思いますが、親鸞聖人様のご生涯を知ることができます。ひ孫にあたる第三代覚如上人様が絵と詞書きでまとめた絵巻物から図絵を抄出して掛軸にしたものです。掛軸を掛け、「御伝鈔」を拝読し報恩感謝するという伝道は現在に引き継がれていますが、先祖様からの想いを絶やす事なくこれからも続けられていく事を願います。本日の担当は田邊でした。 |
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