如己堂
2018/5/31
皆様こんにちは。気がつけば5月ももう終わろうとしていますが、いかがお過ごしですか。田縁は元気で頑張っています。 さて、タイトルの如己堂ですが、先日久しぶりに上野町のお客様の所へ一人で商品をお届けに行った帰りに、何十年かぶりに如己堂をのぞいてみました。 如己堂とは、長崎医科大学で放射線医学を専攻した永井隆博士が、過度の散乱放射線被曝による白血病で昭和20年6月に「余命3年」と診断されます。 その2ヶ月後の8月9日に長崎市に投下された原子爆弾で自身も被爆され重症を負い、奥様までも失った悲しみの中でも被災者の救護にあたられます。 そして、その後永井博士は寝たきりの生活の中でも恒久平和を訴えられ、さまざまな執筆活動を続けられます。その執筆活動を支えようと浦上カトリック信者さんの厚意により建てられたのが、畳わずか2畳の如己堂だそうです。 |
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