日常に彩りを
2018/6/21
こんにちは。工房の渡邊です。個人的な事ですが、先月は私の誕生日でした。職場や家族の人達に祝ってもらってとても幸せな一日でした。 そして私、とうとう誕生日の時に自分で自分に向けて買った物があります。 それは万年筆です。ずっと欲しいと思っていましたが、なかなか手が出ませんでした。しかし、今回一生使う物にしようと思い、福沢さんにお越しいただいたわけです。 安い万年筆は何本か持っていましたが、やはり少し上のランクの物はまず見た目が違いました。何やら気品すら漂うような感じまでします。 あの池波正太郎さんも本の中で言っていました。「工事現場で働くような格好でも、胸にいい万年筆を一本さしておくだけで男としてのランクが上がる」と。 はたしてこれで私のランクが上がったのかどうかは分かりませんが、少なくとも日常が一色増えたかのように彩られたのは間違いありません。 このデータ時代だからこそ、あえて古風な万年筆で文字を書く。これぞ「粋」というものじゃないでしょうか? |
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