一目ボレ
2018/7/16
こんにちは。工房の渡邊です。『一目ボレ』とよく言います。それは人である事がほとんどですが、たまに物にも使う言葉でもあります。 実は私、一目ボレ気質です。それは人も物も同じです。ですが、今回は短いので『物』の方の話をします。 少し前ですが、国営テレビにチャンネルをかえると、ある一枚の絵が私の目に飛び込んできました。 その絵は、一人の足が不自由な女性が自分の家まで地面を這って帰ろうとしている後ろ姿の絵でした。ただそれだけの絵に私の背中には電気のようなものが走り抜けていきました。 そう。私はその絵に『一目ボレ』をしたのです。私はそれからネットでその人の画集を探していました。しかし、手ごろな値段の物はなかなか見つかりません。 ですが、遂に私の誕生日に妻がプレゼントにその画集を買ってくれたのです。その人の絵がすべてではありませんが、やはりあの絵。女性の絵だけは私には魔力のようなオーラを感じます。 一生に一度でいいので私が一目ボレをしたあの絵を実際に見てみたいです。きっとこの恋は成就しないでしょうが。 |
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