ただいま・おかえり➀
2018/7/30
皆様こんにちは。本日は私、小野におつき合い下さいませ。 昔々、地方で一人暮らしをしていた頃は、お盆・お正月といえども日数的にも金銭的にも気軽に帰ることができる距離ではなかった為、帰省するのは2・3年に一回という具合でした。 ある年のこと、久しぶりに帰りついた我が家の前で母と兄嫁が立っており、私の姿を見るなりわっと笑顔になりました。 家の外まで出迎えてくれたのかと嬉しくて駆け寄ると、『ちょうど良かった!後はヨロシク!』と生後何ヶ月かの甥っ子をひょいっと手渡され、二人は車で去ってしまいました。義姉がケガをしたので病院に行く間の子守りと留守を頼むとの事。 荷物も下ろさぬうち、帰って2分もせずに甥っ子と二人きり。何だこれ?幸いにも甥っ子はスヤスヤと眠っており、プスープスーという可愛らしい寝息と、扇風機のまわる音だけが聞こえる部屋で、早くも感慨深い帰省になったなぁとしみじみしたのでした。 この話、まだ続きます。 |
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