正義と悪
2018/9/19
こんにちは。工房の渡邊です。最近よく見る古い映画に一つの法則があることに気付きました。 銀行強盗の映画を例えにとって見てみましょう。今の映画では強盗は結構な確率で成功し、逃げきります。それもスタイリッシュにかっこよく。そして最後は南の島で優雅に暮らす犯人をバックにエンドロール。よく見ませんか? では、古い映画はどうでしょうか?古い映画だと犯人にスタイリッシュさなど見当たらず、泥臭く逃げます。そしてラストシーンで警官に銃で撃たれ、倒れる犯人。何の救いもなくエンドロール。 何が言いたいかというと、昔の映画では犯罪を犯した人間は必ず不幸になっていたということです。 当時の映画界は勧善懲悪の映画でないと公開できなかったと聞きます。悪が栄える事など絶対にあってはならないと。 どちらも娯楽ですから面白い作品は見たいと思いますが、子供に見せるならやはり古い映画を見せたいです。でもきっと最後まで見てくれないでしょうが… |
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