仏旗
2019/3/23
仏旗と呼ばれる色鮮やかな旗が彼岸などの法要の際にお寺様に掲げられます。「何のために掲げるのだろうか」「色に意味があるのだろうか」という素朴な疑問が湧きます。 仏旗とは仏教を開かれたお釈迦様の教えを守り、仏の道を歩んでいく時の旗印です。1950年に「国際仏旗」として定められ、国籍や宗派を問わず世界中の仏教徒が同じ旗を使用しています。 お釈迦様がすぐれた才能を発揮させる時に、その体から青・黄・赤・白・樺の5色と輝き(透明)の六色の光(六全色)を放つとお経の中に説かれていることからこの色が使用され「六色旗」とも呼ばれています。 それぞれ仏様の姿と教えを表し、私達を励まして下さっているのですね。仏旗を見るたびに、美しい色を放ち光り輝いているお釈迦様のお姿を思い浮かべます。同時にスーパーサイヤ人の孫悟空の姿も脳裏をよぎるのは私だけでしょうか。 5色で表される仏教の姿と教えは次回お伝えします。写真は旧仏旗です。国際仏旗が定められる以前からあった旗で、現在の新仏旗と色が異なりますが意味は同じです。本日は田邊でした。 |
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