桃カステラ
2021/2/21
今年の2月は寒い日が続いたり、春が来たような暖かい日もあったり体調管理が難しいので気を付けたいですね。 しかしもうすぐ3月です。女の子の節句「ひな祭り」があります。ひな祭りと言えば長崎では桃カステラが知られています。他県の親戚に珍しいだろうと思い、桃カステラをこの時期によく送ります。見た目が綺麗なので喜ばれます。送る側として、どうして桃カステラがひな祭りに食べられるのか調べてみました。 長崎は中国やポルトガル、カステラ発祥地のスペイン等の貿易の玄関口であったことから、長崎独自の桃カステラが生まれました。ひな祭りの起源とされる中国では、「桃には邪気を払う力」があるとされ、長寿を意味する果物です。このことから元々は初節句のお祝い返しとして相手の長寿を願い贈っていました。そしてひな祭りが「桃の節句」と言われることや、「女の子が健康で長生きできますように」と願うことからひな祭りに桃カステラを食べて祝うようになったそうです。 できることなら桃カステラを食べて、新型コロナウィルスの邪気を払いたいですね。本日の担当は平野でした。 |
|