耳なじみA
2021/5/22
皆様こんにちは。本日は私、小野におつき合いくださいませ。 前回の耳なじみ@の続きです。はた仏具店に入社し、商品説明を受けている時のことです。「○○宗の〇尺〇寸の○○持ってきて。」お宗派で道具の呼び名が変わったり、サイズが尺寸法だったり、まぁ当たり前なんですが、どんな小さなものでも名前があったりで、内心『え?日本語で言って?』と思いました。もうすべてに耳なじみがない。 そんな時、友達に言われたことを思い出しました。耳なじみ、見たこと、触れたことがあるか…その環境や機会がないと知らないことはたくさんある。だから決して『相手も知っているもの』として話しちゃ駄目だと。仏具なんて業界用語ばっかりだから気を付けないと!!と。 お客様がお探しのものでよく聞くのは『線香立て』です。灰を入れて使う「香炉」なのか、線香を立てて置いておく「線香差し」なのか、決めてかかってはいけない、と。毎回「はいキタコレ!」と思いつつ、お客様を不愉快にさせないよう、言動は気を付けます。あの時の友達、本気(マジ)でありがとう。これまでもこれからも肝に銘じます。 |
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