雪山の寒苦鳥
2022/2/18
皆様こんにちは。本日は私小野にお付き合い下さいませ。 【雪山の寒苦鳥】という説話があります。インドのヒマラヤに棲むという想像上の鳥で、夜に雌は寒苦を嘆いて鳴き、雄は夜が明けたら巣を作ろうと鳴くが、太陽が出ると寒さを忘れて怠ける。『明日こそは明日こそは』を繰り返す、怠けて悟りの道を求めない人間に喩えて用いられるお話です。 私はこの話を知った時、正しく私の事やないか!!と自らの戒めとしましたが、なかなか変わることが出来ません。夜に直面してから『あー…そうだった……』と己の愚かさにげんなりし、後悔することがしばしば。 このお話し『怠けを戒める』『人は自分で変えてゆける』『欠点は欠点のままに受け止めてくださる仏様の大悲の深さにおすがりする』等々の解釈があります。 あー解釈の釈ってお釈迦様の釈の字だなーと遠い目をしつつ『人は自分を変えてゆける』(いつかは、きっと)と信じていこうと思います。 |
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