カモイとナゲシA
[ 2023/5/4 ]
皆様こんにちは。本日は私、小野におつき合いくださいませ。 前回の額受け金具の説明からの『鴨居・長押問題』の続きです。今回きちんと長押の説明ができるように調べておこうと、パソコンに長押と打ち込んだところ『携帯電話の長押機能』の説明が出てきて時代だなぁと遠い目になりました。 閑話休題。建材の長押(なげし)の話です。長押とは元々柱を固定するための構造材としての役割で、江戸時代は禄高1000石以上の旗本の住まいだけに設置が許された格式の高いものでした。庶民の憧れの特別なものだったそうです。 現在では工法の変化や発展により装飾的なものとされ、和室では当たり前のようについていることも多いですが、実は凄いものだったんだと知れば遺影や賞状等飾るにふさわしい場所だと思いました。 続く! |
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