お母さんのうっかりじゃなかった
[ 2023/12/8 ]
皆様こんにちは。本日は私、小野にお付き合いくださいませ。 12月に入りましたが、幸いなことに?あまり寒さに震えることもなく過ごせています。昔はもっともっと毎日が寒かった気がします。 さて、もういくつ寝るとお正月?と指折り数える今日この頃。母が亡くなってからは正月料理は大皿に盛り、めっきり重箱を使うことはなくなってしまいました。 重箱を重ねて使うのは、場所を取らずに保管できるという実用的な理由の他に、『幸福が重なる様に』という願いが込められており、何段目に何の料理を詰めるのかにも個々に意味があるそうです。 子供の頃に重箱の一番下の段が空だったことがあり、『お母さーん?』と今の今までうっかりだったと思っていましたが、一番下段の『五の重』は『神様から授かった福を詰めるため』『まだ繁栄、発展する余地がある』という意味で何も詰めずに用意するそうです。 母の心子知らず…40年ぶりに母の想いが届きました。来年のお正月はお重に詰めたいと思います。 |
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